2005年07月02日

George Gershwin / Rhapsody In Blue

The Ultimate Gershwin

直訳すると、『憂鬱な狂詩曲』。

タイトルだけでも「きっと、とても素敵な曲に違いない」と思わせるものがあります。

そう思ってワクワクしながらセットしたCDプレーヤーから流れてきたのは、予想とは少し違った音楽でした。

何処となくコミカルで、牧歌的ともいえそうな・・・

例えば曲の断片が『トム&ジェリー』で流れていても似合いそうな感じ。

言葉にするのは難しいですが、乏しい予備知識と先入観から膨らましていたイメージでは、今にも壊れてしまいそうな繊細で透明な音楽を予想していたのです。

でも、今になって考えてみると「なんと曲にピッタリの素敵なタイトルだろう!」「なんとタイトルにピッタリの素敵な曲だろう!」とため息が出てしまいます。

狂騒的でありながら優雅。優雅でありながら狂騒的。人生における悲喜劇。

一曲の中に、様々な表情を見せてくれる曲です。

時代背景などを考慮しながら曲を分析していくと、相当興味深いものになりそうですが、私は専門的な知識がないので断念。。。当時の大衆音楽とクラシックのスタイル。ジャズ、ブルース・・・

この曲は、ウディ・アレンの映画『マンハッタン』で印象的な使われ方をしています。マンハッタンの情景にこの曲が流れる部分などは、映像が主役なのか、音楽が主役なのか、それとも合わせて一つなのか・・・この映画に限らず、ウディ・アレンの描く世界と、ガーシュウィンの描く世界は相通じるものがあるように思います。

ウディ・アレンは、古き良き時代のジャズを演奏するミュージシャンでもあります。たしか、いまも毎週ニューヨークで演奏しているとか。

こんな音楽が流れているコーヒーハウスで、馴染みの面子とおしゃべりをしたり、一人で考え事をしたり・・・まるで映画『スモーク』みたいですが、そんな光景が浮かんできます。
posted by siesta at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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