2005年06月23日

Henryk Gorecki / Symphony No.3 『悲歌のシンフォニー』

Henryk Gorecki: Symphony No. 3

嘆きと祈り。

イギリスのラジオ局が繰り返し流したことを切っ掛けに、90年代に大ヒットしたそうです。丁度、グレゴリオ聖歌がヒットしていた時期と同じくらいでしょうか?

重厚なオーケストラと歌(ソプラノ)が、ゆっくりとよせてはかえす、という感じの作品で、外界から隔絶された時と空間を作り出すような音楽です。

ポーランド語で歌われているのですが、このCDには英語訳がついていました。音楽を聴く際には余り歌詞は気にしないのですが、こういう作品はどういったことが歌われているのか気になります。英語は苦手なのですが、ポーランド語は全くわからないので・・・このアルバムは日本盤も出ていたようなのですが、現在は入手が難しそうです。


第一楽章

母親が、傷を負って死にかけている息子を抱いて

My son,my chosen and beloved
Share your wounds with your mother...


第二楽章

ナチスの秘密警察の独房の壁に残された、少女の手記

No,Mother,do not weep...


第三楽章

息子を失った母親の嘆きの歌

Where has he gone
My dearest son?


これだけだと、ただただ悲しい暗い曲のように思えるかもしれませんが、日が差し込んでくるような優しさ、穏やかさも感じます。

PJハーヴェイがBBCラジオでこの曲を聴いて、心動かされて思わずラジオ局に電話をかけて曲名を確かめた、というエピソードを何かで読んだ記憶があります。
posted by siesta at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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